りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

AIに負けない子どもを育てる

 新井紀子先生の「AIに負けない子どもを育てる」を読みました。言わずと知れた「AI vs 教科書が読めない子どもたち」の続編です。この本を読んで、読解力について改めて考えさせられました。橘玲さんの本にも同様の趣旨の話が出ていましたが、母国語できちんと文章の意味を捉えることができずに勉強に落ちこぼれていく子供たち。まあ、その子供たちは文章の意味を捉えられないまま大人になってしまうため、子供たちだけの問題ではないのだけど、世の中って確かにそういう人たちがたくさんいて、そういう人たちでもできる仕事があって、今までは何とかなっていたけど、いよいよどうにもならない時代が来るってことなのかな。

ただ、この本を読んで、今までの自分の勉強法は大いに反省させられることになりました。あるいは本の読み方も・・・ざっと見て、キーワードを拾い読みして1冊の本を30分も掛けないで読んでしまう。仕事上はよくある話。勉強は1冊の問題集を何度もやってパターンとして覚えてしまう・・・こういう勉強法や本の読み方は完全い否定されている。もちろん、読解力という点でなのだろうけど、言い換えると、自分はちゃんと本を読んで理解していたのだろうかと、そんなことを改めて考えさせられました。新井先生の本は相変わらずインパクトが大きいです。

AIに負けない子どもを育てる

AIに負けない子どもを育てる

 

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