りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

クローズド・ノート

この映画の前に見た「手紙」の沢尻エリカがとても良くて、彼女にとても注目していたのだけど、この作品の前のインタビューで例のプッツン「別に」会見で何となく見逃していた作品。原作は雫井脩介。何で雫井脩介が恋愛ものなんだろ言うという不思議は物語が展開していって判る。殺人事件ではないけれど、少しだけミステリアス。話は大学生の彼女が引っ越してきた部屋から始まる。部屋に残された前の住人の日記。小学生の教師である日記の持ち主は、新しく赴任した小学校での生活や心を寄せる恋人への思いを日記に綴っていた。並行して走る話はバイトをしていた文具店で知り合った客であり絵のモデルを頼まれたイラストレーターに惹かれていく自分。そしてこの二つの話は接点を持つようになる。ストーリーはある程度予測がつくところと意外な展開とがあってその辺は雫井脩介の作品らしい。そして、映画としては映像がとても美しい。街並みも主人公もとても美しくて、誰かのレビューにあったようにとても透明感が感じられる。それにしてもあの記者会見はもったいなかったな。

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