りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

有給休暇とは

新人が研修期間中に有休の申請を出してきました。最初は大した問題ではないと思っていたので簡単に口頭でOKしました。ただ、後で指摘されてわかったのですが、有休申請されたのは金曜日と火曜日。その金曜日は現在のローテーション先の最終日。そして火曜日は3連休後の新しいローテーション先の初日。そして、研修の全体説明会の日。法律的に有休を却下する理由にはなりませんが、あまり好ましい日ではありませんでした。統括室からは、こういう日でもあり、基本的にはNG。きちんと指導するようにとの連絡。これも最初は面倒だとは思いましたが、そのまま新人に伝えました。それに、本当は現在の所属は統括室で、承認権限も統括室。私がとやかく言う必要はないと思っていました。残念だけど、あきらめてという感じ。
ところが、本日組合から呼び出しがありました。有休却下の説明要求です。その場は、「却下する理由はないと思っていたけど、統括室からの指示に従いました」という正直な回答。でも、後で考えて少し腹が立ってきました。もちろん、研修を休んだところで業務に支障はありません。ゆえに有休を却下する理由もありません。でも、研修を受け入れている側としては、簡単にでも予定を立てているわけです。最終日ならお疲れ様会とかを考えるでしょうし、ゆっくり感想も聞きたい。そいうのが金曜日から木曜日になっただけで、「ちょっと無理」になってしまいかねません。それに、どうしても有休をとりたいなら、「統括室長と直に話して」というアドバイスもしました。それも無視された形になりました。
有休を却下できる理由って、「有給休暇を与えると事業の正常な運営を妨げる場合」に法律では限定されています。それほどのことって正直ないのかなと思います。なので、法的には絶対に有休は請求すればとれるものと理解しています。でも、そうすることで「事業の正常な運営を妨げる」ほどではないとしても、いろいろ周囲に迷惑や不義理をするわけです。であれば、社会人として指導できることは「周囲と調整して上手くやってください」ということくらい。理由が理由ならかなりの迷惑や不義理も普通の人は許容します。でも、休む理由が納得できなければ、かけられた迷惑や不義理は何倍にも人を不愉快にします。さらに、それを権利を盾に一方的にこられると、こちらもちょっと感情的になってしまいます。私が何に憤りを感じているのかというと、私のアドバイスを全く無視していることです。休む理由もダイビングの旅行。本当に研修を休んでいくべきことなのかなと疑問を感じます。それに、反対している本人に直談判するわけでもなく、組合を頼って、より多くの人を不愉快な思いに巻き込みました。そうやって、権利を主張するのであれば、こちらは義務を追求するだけです。アドバイスを聴かないのなら、アドバイスはしないので結果を出してください。プロセスは全く評価しません。とにかく求められる成果を出してください。それしか、言いようがないな。それにしても不愉快。