大西宏さんの「アップルは体験を売り、サムソンはモノを売る」という記事が面白かった。http://agora-web.jp/archives/1489072.html
似たような話で、「セイコーの時計は時間を刻むが、ローレックスは時代を刻む」ていう言葉を思い出しました。自分はセイコーの正確さと工業製品としての機能美が好きなので、ローレックスが良いとは全く思わなかったのですが(今も)、電波時計が当たり前になり、海外の安い時計に圧倒されている日本メーカーを見るにつけ、ローレックスという時計の付加価値は何なんだろうと考えるようになりました。翻って、i-phone。i-phoneには何があるのでしょうか?体験という言葉では言い表せない、何かわくわくするものがi-phoneにはあるのでしょう。i-phoneを持つことで何かが出来るようになる。そんな期待と夢がi-phoneにはあるということなのだと思います。そして、それはAppleという会社だったり、Steven Jobsという人が創ってきたモノ、生活、経験なんだと思います。昔はSONYにもHONDAにもそんな何かがあったのだけど・・・Visionary thinkerの問題?なんでしょうか。