りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

フリーター、家を買う。

有川浩さんの「フリーター、家を買う。」を読みました。テレビでニノがやっているドラマの原作です。原作とドラマはちょっと違いましたが、主人公の誠司が成長していく姿は感動ものでした。最後に「間に合った」っていう言葉が何度かキーワードのように出てきましたが、何かを始めるとき、遅すぎるってことは無いのかも知れません。気がついたときから始めれば、間に合わない事はないのかも知れません。特に若いうちは。何をきっかけにして気がつくかということでしょうね。お母さんの鬱病というのはちょっときわどい出来事でしたが、それを理解してくれる周囲の人たちの暖かさもあって、何となく気持ちが優しくなれる小説でした。

フリーター、家を買う。

フリーター、家を買う。

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午前中、病院に行ってきました。血液検査、尿検査、触診と検査をいろいろやってもらいましたが、異常なしです。むしろ、身体にできている皮膚炎の方を心配されてしまいました。ストレスなんでしょうか。医者からそういう質問をいくつかされました。「夜はきちんと寝られていますか」とか・・・これに、「いいえ」と答えてしまうとあっという間に心療内科かもしれません。ストレスは感じていますが、ストレスに負けるほど心は弱くありません。「フリーター、家を買う。」でも父親の誠一さんは鬱病の母親を最初「心が弱いんだ」とはねつけていましたが、我々の世代はそういうものなのかも知れません。