宮本恵理子さんの「大人はどうして働くの?」を読みました。「大人はどうして働くのか?」をテーマに、心臓外科医の天野篤さん、作家の有川浩さん、三浦しをんさん、ジャーナリストの池上彰さん、助産師の坂本フジエさん、経済学者の浜矩子さん、経営者の樋口泰行さんの7人の話をとりまとめたもの。前半は子供向け、後半は大人向けという構成。多くの人が「働くこと」は「人のためになること」で、そうすることで自分が世の中に役立っているというある意味の満足感を得ることというような話をしていたと思います。それと、自分の好きなことをやれということ。好きなことはのめりこめることであり、それは集中力につながり、集中力が結果につながるという文脈も感じられました。でも、自分を追い詰めすぎないこと、時には振り返ってみることなどの重要さについても語られたように思います。ある意味月並みなのかもしれませんが、真実のような気がしました。
[DATA]
今月の読書 5冊
1月からの読書 64冊