りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

統計数理研究所多変量解析セミナー&ハナミズキ

今日から4日間、統計数理研究所の多変量解析セミナーです。今回は夏休みと一致してくれたおかげで、こういうセミナーに参加できる機会がありました。今後は、こういう機会をもう少し増やしたいと思います。本日の講義は、「多変量解析概論」と「重回帰分析」。前者は、あまりに簡単すぎて退屈でした。こういう話をいつ聴いたっけかなと思い出していたら、学部3年の時の「統計的方法演習」と学部4年の「多変量解析ゼミ」でした。今回の対象が初級ということで、学部3年〜4年程度が目安なのかも知れません。一方、重回帰はやはり4時間くらいでやるのには無理があるのかな。少し消化不良の感じがありました。まあ、重回帰はドレーパー&スミスを輪読していたので、大体のことは判る自信がありますが、あまり変わっていないですね。今日勉強になったのは2点。誤差に正規分布を仮定することで、最小二乗法が最尤法になること。この証明は新鮮でした。それから、自由度調整済み寄与率やAICの話。まあ、複数乱立していること自体、決定打が無いのは明らかですが、今日の先生はコンピュータの中のメモリの問題でAICなどは変な数字になることがあるという話。これは大いに知見になりました。
夕方から、CIA/FFRにも参加。今日のお題はシステムリスク。正直、かなりつまらなかったです。でも、9/3には大久保豊さんが来て「全体最適のALM」の話をするらしいので、ちょっと期待しています。
さて、今日は小説「ハナミズキ」を読みました。これ、完全に映画をノベライズした感じで、原作というより最初に映画があったのかなというような作りでした。主演はガッキ−と生田斗真。ずっと頭の中で映像が想像できる作品でした。それにしても、ガッキーはこういう優等生役が多いですね。でも、何かとても良かったです。お互いが違った目標に向かって、多くの挫折や試練を経験して、でも、最後奇跡的に・・・っていうのがいかにも小説的ですが、なぜかホロッと来る作品でした。映画を見に行くのは恥ずかしいので、DVDになったらみたいと思います。

ハナミズキ (幻冬舎文庫)

ハナミズキ (幻冬舎文庫)

[DATA]
今月の読書 4冊
1月からの読書 34冊