最近、飲み会に行ってもほとんどお酒を飲むことは無いのですが、今日は何だか飲んでしまいました。
amazonの古本屋さんに頼んでいた河野司編「二・二六事件」が手元に届きました。河野司氏は二・二六事件の河野大尉の兄で、この本は獄中手記等を編纂したもの。あの磯部浅一の「行動記」が納められている本でもあります。古本屋でも高いものは数万円の値段が付いているようですが、これは2,000円で手に入れることができました。それにしても、ここまで、二・二六事件にのめり込んでしまう理由がわからなくなってきてしまいましたが、この辺が昭和史の転換点でもあり、太平洋戦争へ突き進んでいく日本を理解するには、避けては通れない事件だと思います。それにしても、この事件はひどい。そして、やはり日本の歴史は歪められて伝えられてるなと思います。それと、統帥権という言葉がキーワードにもなってくるのですが、その辺を最もきちんと理解していたのは昭和天皇だったのではないかと思います。