夕方から、私的な勉強会に参加。今日の講演者は日銀OBのH氏。非常に期待もして、時間をやりくりして何とか参加したのに、ひどい話でした。何ていうか、オーディエンスを舐めているのかほとんど中身が無く、話もメリハリが無く、結局何が言いたかったのか、そのメッセージを受け取ることができませんでした。こういうのは「他山の石」とするべきなでしょうね。で、この「他山の石」という言葉。ちょっと気になって辞書を引いてみたら、正式には「他山の石を以て玉を攻(おさ)むべし」というらしいです。意味は、(よその山から出た粗悪な石でも、自分の宝石を磨く役には立つという意から)自分より劣っている人の言動も自分の知徳を磨く助けとすることができるということらしいです。H氏が自分より劣っているというわけではないので、使い方としては誤りかも知れません。