りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

営業会議

まあ、成績が悪いとこの手の会議に出席するのは限りなく憂鬱。別に理由があるから良いというわけではないにせよ、理由を理解してもらえていると思えば、もう少し根本的なところで話し合うようなこともあるような気がするのだけど、ずっと数字だけを言われ続けている。そういえば、昨年もそうでした。自分の部署の数字は誰よりもわかっています。それは期初から。だから、予算のときの数字は結果的にいつも当たっている。そして、目標として積まれた分だけ、いつも足りない。努力が足りない・・・確かにそうかもしれませんが、うちの仕事は小さな仕事を積み上げているわけではなくて、ソリューションという大きな仕事をやっている。とった仕事が割の悪い仕事なら、その仕事がある程度キリがつくまでイナーシャとして採算性が悪い仕事が続くのは構造的な問題。でも、最初の3年間、そういう方向に舵を切ろうと全社を挙げてバックアップをされたのも事実。そもそものソリューションビジネスの採算性や保守フェーズに移行したときの採算性、クライアントが訳も無く減速するのに振り回される事業特性、そういうすべてを読みきれなかった自分の失敗ではあるのだけど、そういう方向を目指したのは経営方針だったと・・・自分は認識しているのだけど。
別に結果について責任逃れをするつもりはないし、撤退しろという指示に逆らうつもりも無いけれど、経営方針だった割には何のバックアップも無かった。そもそも自分たちの部署は、どこのソリューションベンダーよりも高い単価で仕事を受注している。その分クライアントには睨まれるし、高い水準の仕事を求められている。そして、他のソリューションベンダーよりもレバレッジを高めて仕事をしている。研究員ひとりひとりの負担は大きく、本来ならそれだけ高い利益が見込めるはず。しかし、そうならないのは会社の事業構造の問題。われわれの事業構造とはまったく関係ないコストが多すぎる。その問題は2年も前から何度もデータをもって指摘しているけど何も変えてもらえなかった。だから、採算性が悪いのは私にとってはやむをえない結果。もちろん、自分の責任だから、その責任は取るつもりだけど、だったら「新しいビジネス」なんてこと、絶対に言うな!事業構造を変える覚悟も無いくせに、あるいはそういう理解をするつもりも無いくせに、高い成長なんて絶対に言うな!あと3ヶ月。なるだけきれいに後始末をして、後に引き継ぐつもり。しかし、こうやって5年間やってきたことを全否定されると、また2ヶ月後にすべてをきれいさっぱりと忘れてしまった自分がいそうで怖いです。