松尾豊さんと塩野誠さんの対談形式である「東大准教授に教わる『人口知能って、そんなことまでできるんですか?』」を読みました。この本も非常に良かったです。あとがきにもあったと思いますが、「人工知能について考えれば考えるほど、人間そのものについて考えることになってきました」というのがとても印象に残りました。あと、やはり「特徴量の抽出」というのがキーかな。それと、ディープラーニングなどは下のレイヤーから作り上げていくために、一度上のレイヤーまで作ってしまうともう一回全部作り直さないといけないということが起こるという話。これを創造的破壊と読んでいましたが、つまりデータを追加して学習し続けるというのは、出来上がったフレームの中での話で、あるところから先はフレームを作り直す必要があるということなのだろうし、それはそれですごくよくわかるのだけど、これは自分が思っていたビジネスモデルには少し影響してしまいそうです。まだまだ、学習が足りないと思いました。
コンテクストとは関係ないけど、備忘として「アシモフのロボット三原則」1)人間に危害を加えない、2)人間に服従する、3)第一、第二原則に反しない限り、自身の安全を守る、の3つです。
東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」 (中経出版)
- 作者: 松尾豊,塩野誠
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2014/10/16
- メディア: Kindle版
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