昨日、テレビでKingGnuのインタビューをやっていた。よくあるロック・バンドのインタビューだと思っていたけど、彼らが語る音楽（だけでもないけど）の世界観が凄くて最後まで見てしまいました。本日も興奮さめあらず。ボーカルの井口がさんが東京芸大の声楽科を卒業しているのは知っていました。歌が上手い。これは疑いようのない真実。ただ、このバンドの中心人物は常田大希さん。彼も芸大出身なのは、井口さんの記事を読んだときに知っていました。でも、彼のクラッシックで培った音楽の才能と妥協のない芸術性がバンドの軸となって、KingGnuができていること。幾層にも折り重なって作られる音の世界。我々素人には決して理解しきれない領域で彼らが創り出す世界観が曲となって出てきているのだなと感心してしまいました。「ミステリという勿れ」の主題歌でもある「カメレオン」は大好きな曲。今回のインタビューは、ニューアルバムの宣伝的な意味合いがあったようだけど、このアルバムを聴きこんで、沼にはまってみたい気がする。
