今日は伸二の誕生日なんだよなと思っていたら、思いがけないニュースが飛び込んできた。伸二のインスタグラムで出されたメッセージ。44歳の誕生日に現役引退の発表。最近は昔のようなサッカー熱はないけど、このニュースは聞き流すことができない。1998年に浦和レッズに入団して、数々の名プレーを見せてくれた伸二。伸二がいたから、あれだけサッカーが好きになったし、浦和レッズも好きになれたような気がする。いつかこんな日が来ることは判っていたけど、とても残念。
最初に伸二を間近に見たのは大原の練習場だった。サインをもらうために練習がえりを待っていたら、サインをくれただけでなく、慎平君や里緒ちゃんにやさしく接してくれた。プレーも一流だけど、ファン、とりわけ子供に対する優しさもあるそんな選手でした。慎平君も里緒ちゃんもサッカーはあまり好きでなかったけど、伸二だけは特別でした。1999年11月27日、大将の世界一悲しいVゴールで試合が終わった。試合には勝ったけど、浦和レッズはJ2陥落。この日、レッズがJ2に落ちたことよりも伸二がレッズを離れてしまうことが心配で眠れなかった覚えがある。この年、伸二はオリンピック予選で大怪我を負い、リーグの後半はほとんどリハビリでした。中断を挟んで最後の5試合。ア・デモス監督が５Finalsといった5試合は本当に忘れられない試合で、これに伸二が間に合ったことで、レッズはJ1残留できるものと思っていたけど、現実はとても悲しい結果でした。苦しいJ2シーズンは1年で終わり、2001年シーズンはJ1に復帰。この年、伸二はオランダの名門フェイエノールトに移籍したのでした。懐かしいね。あの頃は本当にサッカーが大好きでした。
お疲れさまでした。伸二のプレーは生涯忘れないと思います。
