りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

言語の本質

「学びとは何か」に引き続いて、「言語の本質」を読んでいます。この本は今井むつみ先生と言語学者の秋田喜美先生の共著。この本を読み始めて、記号接地問題を思い出した。そもそも日経ビジネスの今井先生の連載を読んで、もう少し踏み込んでみたいと思わされたのは「記号接地問題」があったから。記号接地問題とは、記号を別の記号で表現するだけでは、いつまでたっても言葉の対象について理解を得られない。言葉の意味を本当に理解するためには、丸ごと対象について身体的な(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)経験を持たなければならないということを考える学問らしい。とても面白い。この本もとてつもなく期待しています。