りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

すぐそこにあるサイバー・セキュリティの罠

勝村幸博さんの「すぐそこにあるサイバー・セキュリティの罠」を読みました。この本、日経コンピュータに連載されている「今日も誰かがねらわれている」をベースに編集されたもの乗ようです。「今日も誰かがねらわれている」は毎号欠かさずチェックしているので、内容的には確かに知っている話が多かったけど、それでも具体的な話と勝村さん視点でのコメントがとても勉強になる。特に標的型メール訓練に関するコメントとランサムウェアの中身についての説明は非常に良かった。まあ、現状のランサムウェアは単に暗号化して身代金を請求するだけでなく、ネットワークの中に侵入して情報取得などをやりつくした後での暗号化なので、ランサムウェアなのか標的型攻撃(APT)なのか、ワイパー攻撃との違いも分類することが難しくなっているようだけど、そういう実態が分かっただけでも有益でした。

あと、連載はしっかり読んでおかないと・・・