飛行機という密室の中で、捨て身のバイオテロっていうコンセプトは面白いし、映像も迫力があったのだけど、少し違和感のあるストーリーだったような気がする。そもそも燃料の不足から成田に着陸しようとしていたはずなのに韓国に普通に戻れてしまったり、乗員の相違として簡単に着陸をあきらめてしまったり、薬の有効性の評価とか・・・あと日本が本当に人命がかかっている飛行機の着陸を拒否して、自衛隊が民間機を威嚇射撃するかなとか。それでも、娯楽映画としては面白かったかな。なんだかストーリー的にはちょっと昭和の映画のような印象を受けてしまいました。
監督:ハン・ジェリム
脚本:ハン・ジェリム