りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

システム監査の機能の変革と今後の課題

夕方から月例会に参加。今回は法政大学の石島先生の話。今日のポイントは一言でいうとシステム監査機能の役割の変化。従来の「リスクとコントロールの有効性の担保」から「情報システムが提供する情報品質の確保の観点やITガバナンスの有効性の確保の観点」が求められているという。前者はコンテンツの話なので、難しいと思っていたら、インテグリティの話?それならよくわかる。あと、機械学習の品質保証の話があった。プロダクト品質、サービス品質、プラットフォーム品質。プロダクト品質はバグのないプログラムを作るなどの製造物の信頼性。サービス品質は結果が期待を満たしているかという推論結果への信頼性(これ難しいな)。そしてプラットフォーム品質は実行結果らか妥当性を判断し、学習の作業や学習に使用するデータを調整していく過程を支援するプラットフォームがきちんと機能するかという品質。これも難しい。

ITガバナンスの有効性は確かに重要ですね。うちの会社でもホットなイシューです。COSOのERMとかISO/IEC38500シリーズのEDMとか、こちらは大事なんだけどちょっと聞いているのが精一杯でした。

しかし、今日のセミナーは有意義でした。