りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

亡国のイージス

福井晴敏さんの原作を読んだのは随分昔で、ほとんど忘れてしまいました。とにかく豪華なキャストだ。この手の作品でいつも考えさせられるのは、「専守防衛」という考え方であり、国家とは何なのかということ。亡国のイージスのタイトルは、劇中に出てくる防大生の論文「亡国の盾(イージス)」からとられた形になっている。これは、「国家とは何なのか、今の日本に、日本の文化や伝統を守りたいという気持ちがあるのか?もはや日本は護るべき国を失っているのではないか?」という主張になっている。正にこれ。自衛官はそうした中で、場合によっては命を懸けて日本を護るという仕事をしている。そこに、国家の異常事態が起こった時、国や現場は機能するのだろうか?テーマは面白い。ただ、考えさせるにはもう少し何かが欲しかった。

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