人類を超えるAIは日本から生まれる

松田卓也さんの「人類を超えるAIは日本から生まれる」を読みました。これはこれで、現状のAI研究の流れが判って、非常に良い本でした。タイトルが、日本のものづくりが・・・みたいな意味だったらどうしようと思っていたのだけど、その心はニューロ・シナプティック・プロセッシング・ユニット（NSPU)という具体的なものがあったのですね。人工知能として脳をそのままモデル化するのか、大脳だけをモデル化するのか人工知能の行く末を考える意味で非常に興味深いテーマと思いました。いずれにせよ、ざくっと現状の研究を概観するには優れた本だと思いました。