りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

コーポレートガバナンスコード

3月5日に制定された「コーポレートガバナンス・コード原案」を少し勉強しています。このコーポレートガバナンス・コードは政府の成長戦略の一環として、企業統治を十分なものとすることにより、企業の持続的な成長と企業価値の向上を促し、ひいては日本の経済成長に寄与する手段・・・と解説されていますが、どこかおかしい。そもそもコーポレートガバナンス・コードは経営者の行き過ぎがないようにしっかりモニタリングし、コントロールするというのがそもそもの主旨なのではないかと・・・問題になっている取締役会の役割も、基本的に求められているのはモニタリング機能。モニタリングがどんなにできても、攻めの経営にはならないのではないかと、そんな風に思いました。
一方、昨年バーゼル銀行監督委員会から出されている「銀行のためのコーポレート・ガバナンス諸原則(市中協議)」は確かにそういう趣旨で銀行経営上のリスク管理態勢を問題にしている。というわけで、こういうストーリーで一度整理したいと思います。