最近ずっと調べていたコーポレートガバナンス・コードに関する決定版です。この本は日本版スチュワードシップ・コードと伊藤レポート、そして日本版コーポレートガバナンス・コードが生まれた背景と狙いを理解するために関連するテーマについて、一流の論客が文章を書いた本ともいうべきもので、世界的な動向やそれぞれが生まれた背景を含め理解が進むように構成されている。でも、この本を読んで改めて、これらはあくまでモニタリング機能なんだなと思ってしまいました。経営にこうした機能が必要になることはよくわかるけど、これが成長エンジンになるかというとやはり疑問です。ただ、もう少し理解を深めたいと思いました。
スチュワードシップとコーポレートガバナンス: 2つのコードが変える日本の企業・経済・社会
- 作者: 北川哲雄
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/01/30
- メディア: 単行本
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