りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

クローズアップ現代

珍しく早く帰宅したので、NHKの「クローズアップ現代=岐路に立つ世界経済」を見てしまいました。やっぱり今年の注目は欧州。ヨーロッパの国々を脅かす国債危機「ソブリン・クライシス」をどう見るか?その辺に興味がありました。このドキュメンタリーのコンセプトは“マネー”。金融市場に広がるマネーが国家を揺るがす事態を引き起こすパワーを持つに至ったというもの。世界はいま、国家の財政危機と銀行などの金融危機が同時に進行するただ中にある。で・・・ソブリン・クライシスへの対応は、結局のところ市場が納得する政策の実行なんだろうなと思わせる内容でした。先進国のいずれもが、安定成長の中での新しい国家の姿を見つけられていない。故に強力な政治的指導力も生まれないということなのでしょうか。やっぱりソフトランディングは難しいのかなと真剣に思わされて、これから3〜5年で臨界点かなと納得してしまいました。