日経の経済教室「経済物理学で考える」の3回目。今日は国際基督教大学の海蔵寺教授の「バブル分析 磁石の原理で」でした。地価や株価のバブル現象を「べき乗分布」で説明し、バブルにおけるノイズトレーダーの投資行動が他のトレーダーの影響を受ける点を磁石のモデルとして知られるイジングモデルで説明するというものだ。ある資産に対する需要が同時に増え、いったん価格上昇トレンドが形成されると、ノイズトレーダーはさらに値上がり益を狙い上昇率の高い資産に投資を集中させ、その上昇トレンドがさらに強まりバブルが形成される。ただ、ノイズトレーダーの投資資金にも限りがあり、ほとんど全てのノイズトレーダーが買いに参加すると、バブル資産に対する追加需要が減少し、価格の上昇速度も鈍る。値上がり益が減るので一部のノイズトレーダーは利益確定脳裏に回る。そうして「負のスパイラル」に陥り、バブル崩壊につながる。というものだ。とても興味深い。
夜、久しぶりに飲み会で、日本酒を思いの外飲んでしましました。明日もOB会があって、お酒を飲むことになりそうなんですが、今日は酔いました。何で、そんなに楽しくもないのに飲んでしまうんでしょう。薬の副作用か、体調悪し。手の調子も悪いし。マイペース、切れないこと。
