勝間和代さんの「読書進化論」読みました。ウェブ時代の「人生を変える本の使い方」と扉に書いてありましたが、基本的に読書について肯定的。情報が氾濫する中で、良質なコンテンツを効率よく獲得する方法の中で読書を位置づけていて、良く整理ができていると思いました。また、単に読書論で終わらずに、「書く」「売る」という視点でも書かれている点が良かったと思います。確かに、本というのは、書き手と読み手の間に編集者が介在して、書き手の意思を伝えやすい形に加工している点が、一つわかりやすい利点だなと思います。もちろん、こうした介在があることの功罪あるのでしょうが、全体的にいうと、こうした編集者がいることで、本の情報はより整理された形で、発信されているように思います。勝間さんの本はいつも刺激的でいい感じです。
読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
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