りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

原作は漫画。漫画に限らず小説にもフィクションがあって、どちらが作り物っぽいかというと何となく漫画という印象があったのだけど、これはその現実離れした作り物っぽさが良い方向に出たような気がした。15歳の少女が書いた作品が芥川賞直木賞の両方を受賞してしまう。しかもその天才少女は、ある意味コミュ障。そしてとってもバイオレンス。ただ、その規格外なところが、全て本音のところ、自分の気持ちに基づいたブレない行動だから、その作り物っぽさが爽快感すら感じさせてくれる。彼女の行動にアタフタする大人たちが、見事に滑稽。北川景子さんとか小栗旬さんがこういう役をやってしまうんだなというのも、ちょっと新鮮。とても楽しい作品でした。

f:id:acts_1101:20180917134843j:plain響き