東野圭吾さん原作の「手紙」。何故か久しぶりにDVDで見てしまいました。この頃の沢尻エリカさんはとても可愛い。確かこの後の作品である「クローズドノート」の完成試写会でプッツンしてしまったのだけど、この作品ではとても強い女性を演じ、強い母を演じていました。身内に犯罪者を抱え、いわれない差別を受け、そこから逃げようとする主人公に、逃げないで差別と戦うことを選ぶのが彼女の役どころ。そんな強い女性をしっかり演じていました。この作品の一番の見所はラストシーンである刑務所の慰安園芸会。ここで「馬鹿な兄貴」の話をネタしながら、それでも「たった一人の肉親ですから」と何度も話をするところ。兄貴の玉山鉄二さんが涙ながら、手を合わせて聴き入るところが何ともいえない。そして、そこに流れる小田和正さんの「言葉にできない」が最高なんですよね。久しぶりに見て、また涙してしまいました。
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