りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

東北旅行 津軽

東北旅行最終日は「津軽」です。津軽といえば、津軽海峡冬景色で有名な竜飛岬。それと太宰治、三味線ですね。というわけで、竜飛岬と太宰の生家であり記念館となっている「斜陽館」へ行ってきました。

まず、最初に行ったのは十三湖。しじみ漁では松山の宍道湖と争っているらしいですが、あまり記憶に無い。でも、観光地としての美しさは備えていました。

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そして、竜飛岬へ。海の向こうに北海道が・・・見えるような見えないような。本日は快晴、しかも竜飛岬といえば「風」らしいのだけど、風も穏やか。冬にこんな寂しいところに来たくないけど、やっぱり津軽冬に来る場所かもしれません。寂しい雪と風が似合いそうです。そういえば、こんなところに松陰先生の記念碑が。遥か長州から先生がこんな北の果てまで訪れたのかと思うと感慨ひとしおです。

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そして、津軽といえば太宰治。大学時代の友達は太宰が好きで、桜桃忌なんかにも行ってしまう彼女だったので、話を合わせるために太宰の作品を大分読んだけどあまり印象に残っていないです。「斜陽」も「津軽」も「人間失格」も全部読んだはずなのに、「走れメロス」くらいしか思い出せないのはなぜ?でも、「パンドラの匣を見たとき、この本を読んだことを思い出しました。「斜陽」や「人間失格」を書いている太宰治とは違って、何か明るい感じがして救われたような記憶がよみがえってきました。それにしても、太宰の生家は凄かった・・・というより津島家が凄かったわけですが。大地主だったんですね。学生時代少し勉強したはずなのに、すっかり忘れていました。斜陽館に寄って、思わず大学時代の昔を思い出してしまいました。

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最後は津軽三味線。聴き慣れた「津軽じょんがら節」を含め4曲ほど。名手なんだと思いますが、独奏は迫力に欠けますね。どうも津軽三味線は大人数でじょんがら節っていうイメージだったので、そこがちょっとだけ違ったかな。

津軽鉄道に乗って、五所川原へ。さらにバスで盛岡に出て今回の東北旅行は終わりました。久しぶりに・・・本当に久しぶりにツアー旅行に参加してみました。なかなか自由度は少なかったですが、圧縮された3日間で観光地をてんこ盛り。不愉快なツアー客もいなかったので満足の行く旅行となりました。