りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

民主党代表選挙

民主党代表選挙。結果は野田佳彦氏でした。今回の選挙の争点は親小沢か脱小沢か(争点ではないか)。これはマニフェスト擁護かマニフェスト見直しかでもあったわけですが、マニフェストが国民に耳障りのよい「ばらまき政治」だったとすると、ばらまき政治にNoを突きつけたことになるのではないかと思います。それは、どうしても「政治と金」のイメージをぬぐいきれない小沢一郎という政治家、小沢グループが推す海江田万里氏を主流派=ニューリーダーといえる野田−前原陣営が破ったと言い換えることができるのかもしれません。今のままではいけない、次世代に負担を先送りするようなことをしてはいけないと国民が目覚めてきていることとも関係しているのだと思います。今回の選挙は、国会議員だけの選挙ということで、その辺の感覚がいまひとつ世論と違うのではないかと懸念していましたが、結果は杞憂だったようです。
個人的にはこの結果を歓迎しています。野田さんは松下政経塾出身でしたから、松下政経塾出身の初の総理大臣ということになります。松下政経塾では、政治的思想的教育は無いといわれていますが、松下の名の通り、企業家松下幸之助が設立した団体である以上、新保守主義というか新自由主義の政治家が多く、また多くは民主党にいるような気がしますが、さらに細かく見ると民主党右派。ロジカルな説明をする人が多いので、個人的に好感を持っています。そうですね、意外に今度の総理大臣には予想以上に期待している自分を発見しました。