りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

スズメバチの巣、アシナガバチの巣

奥さんの実家の庭掃除に行ってきました。義母さんはもう3年以上前に施設に入ってしまったし、義兄さんも今年の怪我をキッカケに施設に入ってしまったので、今は空き家。放置しておくと庭の雑草は凄いし、垣根も凄い。年に数回、群馬の義姉さん夫妻とともに庭掃除は昨年からの恒例。で、今日も覚悟して行ったのだけど、垣根を担当していた私がスズメバチの巣を発見。

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長径で20cmちょっと。最初は無謀にも取ってしまおうかと思ったのだけど、「騎士団長殺し」でもスズメバチに刺されてアナフィラキシーショックで死んでしっまった話が出てきたので、慎重に。業者に電話したところ2時間ほどで来てくれました。

専門家曰く、スズメバチの巣は絶対に素人が手を出してはダメとのこと。アナフィラキシーショックで死んでしまう人は結構いて、やはりきちんとした装備をして駆除する必要があるということでした。良かった。

それほど危険ではないということで、作業を後ろからずっと見ていました。スズメバチの巣には穴が1つ空いていて、ここからハチが出入りする。穴の周りには1匹のハチがいて、これが見張りをしているらしい。ただ、この見張りのハチは時々穴の中に入っていく。その時がチャンスで入った瞬間に催涙弾ならぬ麻酔薬(煙)を穴から突っ込んでしまうという作戦。数秒でハチは麻酔に罹ってしまうので、素早く巣を撤去。

裏庭の垣根から表の庭に巣を運んでビニール袋に入れて壊す。麻酔で眠ってしまっているハチと巣の中のたまごと幼虫。

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実は巣を撤去した後、その際に外に出ていたハチが戻ってきて、巣が無くなったことで狂暴化する(人を攻撃する)とのことなので、業者の人はまた巣のところに戻って、戻ってきたハチを数匹網で捕獲する。こちらも袋に入れる。

なお、業者の人が戻りバチを捕獲している際に、軒下にあるアシナガバチの巣を発見。何と4つも。どうも毎年同じところに作っていたらしく、4つのうちアクティブにハチがいるのは1つだけ。残りは過去の巣の残りというものらしい。

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3つは空き家状態なので、簡単に撤去。アクティブな1つもそっと袋に包んで捕獲したとのこと。

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こちらの撤去には麻酔のような薬は使わなかったとのことで、ハチの巣とともに蜂も数匹捕獲。ビニールの中で飛び回っていましたが、時間が経つと暑さ(酸欠?)のため大人しくなりました。

スズメバチの巣跡とアシナガバチの巣跡を消毒してもらって、作業終了。概ね1時間弱。費用は消費税込みで19,800円。簡単に見える作業だけど、危険性を考えると妥当というか安いのかもしれない。それにしても、毎年こんなことやっていたら大変。空き家なだけにハチは巣が作り易い環境らしい。大変勉強になりました。

作業としては中途半端だったのだけど、ハチの巣駆除で終わりとしてしまいました。今度は秋かな。冬支度の前にまた掃除になると思うけど、今日の経験はとても有意義でした。