りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

じいさん 200131

会社の帰りに親父さんの施設に寄る。毎度夕ご飯時。やっぱり食事は一口も摂れないが薬を飲むことは頑張っている。水を少々。今日は1日で50cc程度らしい。先週かなり厳しいと思ったけど、もちろん良くはならないけどその状態を維持しているように思う。ただ、パーキンソン病のせいか寝ている時もしっかり顔の筋肉が動いている。これは明らかに酷い感じ。一時期安らかな寝顔に見えたけど、今は何だか忙しく動いていて見ていて辛い。水を飲んだ時に少しむせた用だったので背中を摩る。当たり前だけど背骨をごつごつと感じ、もう骨と皮だけになっているんだろうなという背中を感じた。確かに本当に痩せた。親父さんの兄弟は皆似た顔つきだけど、痩せたら伯父さんの顔にどんどん似てきたような気がする。骨格なのかな。人間が枯れていくのはこんな感じなのかもしれない。お袋さんが亡くなってから、ずっと親父さんを見てきたけど、この9年間少しずつ少しずつ、衰えていったような気がする。ゆっくりだけど不可逆な老いをずっと見てきたような気がする。天寿を全うするというのはこういうことなのかも知れない。