今日は午後からみっちりと菩提寺の役員会。苦戦している墓域整理について、連絡窓口をやってくれている石屋さんから報告。先祖代々の墓が放置されている訳だけど、知らん顔。墓地管理費の未納は700万円を超える。何で今まで放置していたんだと言いたいところもあるけど、じゃあ手を付けなくていいかというとそういう訳にはいかない。放置されたお墓は、法的には何段階かの手続きがあって、利用権を解除することができる。その後は墓地撤去はお寺の自由なわけだけど、撤去費用はそれなりに係るし、それはお寺の負担。さらに出てきた遺骨は廃棄して良いという訳にもいかず、それなりに手厚く供養することを考えるとそこはそこで手間と費用が掛かる。これらの費用をお寺が負担しても墓地を転売しない限り収入は見込めない。寺墓地は霊園と違って、檀家であることが条件なので、檀家を積極的に増やす意向がないお寺にとっては、墓地を売る予定もなく、放置せざるを得なかったというのが実情。今回、擁壁崩落の危険を指摘されて、擁壁上墓地の移転のための場所を確保するために、本格的に墓域整理に乗り出した訳だけど、これはボランティアで片手間でやるには負担が大きすぎる。住職が言うように、寺とは切り離して墓地管理会のようなものを設立して、ある程度のマンパワーを投じない限り難しいのではというのが今日の結論かな。
帰宅したのは20時過ぎ。夕ご飯を食べて、入浴して、議事録を作っていたら24時を回ってしまいました。今日はもう少し勉強を進めたかったのだけど・・・