りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

メッセージ

映画評論家の渡まち子さんの採点は85点。会社の友人からの推薦もあって、楽しみにしていた「メッセージ」をやっと見てきました。ただ、ちょっと難しすぎたです。主人公の言語学者ルイーズは宇宙から来た未知の生物エイリアンとのコミュニケーションを辛抱強く続けることで、結果としてバラバラになりかけていた国際関係を救う・・・あるいは地球を救ったのかな。ルイーズには未来を垣間見る能力があって、このために、自分がやがて結婚して、女の子ハンナを産み、でもハンナは成人すると若くして病気で死んでしまうという悲しい宿命を持っていることを知っている。時系列がそういう理解で正しいのか自信がないのだけど、多分そういう設定。ただ、結婚がやがて破局することも、自分の子供が持つ不幸な将来を知っていても、やっぱり結婚はするし、子供は産むということだと思います。ちょっと難しいです。映画はハンナが死んでしまうところから始まります。ルイーズは深い喪失感を味わうわけだけど、この次の場面がエイリアンの登場。友好的なのか攻撃的なのかわからないエイリアンとの辛抱強いコミュニケーションの背景にルイーズが味わった喪失感が係わっているようなのだけど、それは解説を読んで知ったこと。一緒にエイリアンを解明しようとしている物理学者が・・・将来の夫で、この夫との子供がハンナ。う~ん、時間関係がわからない。でも、映画の最後のほうでルイーズが「たとえ結果がわかっていても、私は私が感じるままに生きる」というような発言をしているんですよね。それは多分、結果よりも今を生きているということが大事ということなのかなと、そんなことを感じました。まあ、ちょっと難しかったです。

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