池上彰さんの「この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」」を読みました。全編15の章で構成され、一つ一つのトピックスは相変わらず判りやすい内容でした。ただ、個々のトピックスは理解しても全体としての流れはうまく押さえられていない感じなので、一度歴史の流れに沿って整理し、その中でそれぞれのトピックスを位置づける必要がありそうです。
政治面では田中角栄と小沢一郎が突出しているような気がしました。あと、昭和戦後史のポイントは自衛隊と全学連、日教組など。良い悪いは別として、エネルギーを感じました。それから、成長の裏腹にある公害や公害病。公害病認定までの政治的な動き。確かに歴史には学ぶべきことがたくさん含まれているような気がしました。

この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」―池上彰教授の東工大講義 日本篇
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/03
- メディア: 単行本
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