りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

中国のGDP、世界第2位に

中国のGDPが日本を抜いて世界第2位になったらしい。そして、もっと驚いたのは政策的に安く設定されている人民元購買力平価ベースで引き直すと、1位の米国も抜いてしまうという事実だ。13億の人口を抱える中国が、日本、そして米国をGDPで抜くのは時間の問題といわれていた。ただ、いわれているのと、実際にそうなるのとでは当然のことながらインパクトが違う。仮に米国が1位の座を奪われるということは、長年掛けて構築されてきた米国流のグローバルスタンダードがスタンダードでは無くなる可能性があるということでもある。中国は共産党一党独裁政権であり、都市部と農村部の貧富の差も大きい。人権問題も不透明だし、知的財産に対する認識も世界の感覚とずれている。こうした国が世界第1位の国として、国際的なイニシアチブを握ることは大きなリスク要因といえるかも知れない。とにかく、インパクトの大きなニュースであった。