りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

お見合い

今日は、クライアント同士のお見合いの場をセッティングしました。どちらもユニークな担当者達で、とにかく「自分の会社にとって良いことをしよう。」という思いは共通なので、話すうちに意気投合。自分としても今日は良い仕事をしたと思いました。問題は、これから具体的にどう展開するかということ。それなりにエネルギーが必要な話ですし、結果(成果)をどういう形で計量するかは難しい課題。クライアントの立場に立って、知恵を出して考えないといけないなと思いました。例えば、規制対応であれば、ターゲットは明確であり、極端にいうと、実効性が伴わなくても要件を満たせば問題ないというアプローチができますが、オペレーションの質を上げようという課題は地道な積み上げをしていかないとならない部分があり、コミットの仕方もいろいろあって、「いろいろやったけど、結局何もできない。」ということにならないように考えないといけないと思いました。お客さんの言葉の中に「ステークホルダーのうち、従業員だけハッピーになるシナリオが見えない」というのがありましたが、管理レベルを上げるという発想では管理される側はハッピーであるはずがありません。かつてのQCサークルのように、品質を作り込む喜びや、プロセスをカイゼンしていくことで、従業員の自己実現の欲求を満たしてあげることが必要なのではないかと思います。つまり、プロセスのカイゼンに積極的に係わりを持ち、結果として確実にプロセスが改善され、品質がアップすること。そして望むべくは、そうした一連の改善に参加することを評価される仕組みを作ることが必要なのではないかと感じました。いずれにせよ、プロセスを改善する話なので、ボトムアップ型のアプローチが馴染むのではないかと思った次第です。