NTTデータが出している「BI革命」を読みました。BIはDWHとOLAPだという認識をしていましたが、NTTデータはBIを変革レベルと影響範囲から、1)集計分析型BI、2)発見型BI、3)What if型BI、4)プロアクティブ型BIの4つに分類し、前2つをパフォーマンス管理の領域のBI、残りの2つを変革の領域のBIと定義している。もちろん、NTTデータはシステムベンダーですから、BIシステムが売れればそれでよいのかも知れませんが、あえて変革領域のBIをいうのを追加定義していることから考えると、差別化のポイントは分析力。本の言葉でいうと統計分析やオペレーションズリサーチの手法ということになるのかもしれない。この本によると、BI=Business Intelligenceという言葉は、1989年ごろIT業界大手調査コンサルティング会社であるガートナーによるものらしい、。それで、ドレスなーは"現場"での分析を重視していたという。それは、分析技法を熟知した者よりも、実務に精通したものが分析を行ったほうが、迅速でかつ実用的な知見が得られるはずだという信念を持っていたらしい。そういう意味では、実務に精通することが求めあられるということが第一で、次いで統計分析やオペレーションズリサーチ手法も使えるという形がもっとも望ましいというのかもしれません。今日はなかなかそこまで消化できませんでした。
- 作者: NTTデータ技術開発本部ビジネスインテリジェンス推進センタ
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2009/11/26
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