仕事の関係もあり、昨日の「熱湯経営」に引き続き、「大和ハウス工業」という会社研究本を読む。最初に樋口会長との対談・対話があり、当然のように創業者石橋氏に関する話があって、その辺までは「熱湯経営」に書いてあったことのおさらい。で、その後は、まあいろいろあって、会社案内としては妥当な線かもしれませんが、正直あまり興味も無く面白くはありませんでした。
大和ハウス工業 (出版文化社新書 リーディング・カンパニーシリーズ)
- 作者: 長谷川誠二,池上博史
- 出版社/メーカー: 出版文化社
- 発売日: 2008/02/21
- メディア: 単行本
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今月の読書 5冊
1月からの読書 15冊
今日はこの本よりも、日経新聞に出ていた「大機小機」が良かった。鳩山政権のマニフェスト違反として、何を上げるかということで、やはり「高速道路の無料化」とか「子供手当て」とかあるにせよ、一番の違反は新たな財源を仕分け等で削った無駄な出費を抑えることで捻出するはずが、現状では戦後並みの赤字国債発行に突き進もうとしていること。面白かったのは、この先で、事業仕分けが旧政権すなわち自民党の政策だけが対象になっていることだという指摘。国民の中にも疑問視する声があがっている「高速道路の無料化」など、民主党のマニフェストも仕分けの俎上に上げるべきであろうという議論。確かに。民主党支持者も、民主党のすべてのマニフェストにアグリーして民主党に票を入れたわけではないだろいうという話は面白かったです。確かにそのとおり。何となくリーダーシップが問われている鳩山さんには是非とも取り組んでいただきたい課題です。