りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

見舞い

大学時代の先輩の見舞いに東京都立大塚病院に行きました。病院→先輩の家→実家と回るつもりだったので、自転車で行きましたが、幹線道路(254号線or17号線)を敬遠して、途中まで荒川サイクリングロードで行き、赤羽近辺で一般道に出たため、完全に道に迷い、ほぼ2時間かけて病院に到着しました。
本人がこのブログを見ることは100%無いので書いてしまいますが、奥様の話では、末期の膵臓癌。「余命1ヶ月」の宣告を受けて、今日が丁度その1ヶ月目に当たるとの事でした。黄疸が出て、腹水が溜まり、手足は見る影もなく棒のようにやせ衰えていましたが、意識は比較的しっかりしており、○○節を久しぶりに聴きました。これも奥様の話ですが、最近の痛み止めはかなり良くなっていて、パッチタイプで何時間も持ち、かつ意識が混濁することがないそうです。このため、割と最後の最後まで意識ははっきりしているので、さっきまで話していたのに、突然・・・ということがあるそうです。したがって、今日が元気そうだったからといって、明日も元気である保証はどこにもないとのことです。
病院の後、先輩の家にお邪魔しました。10年ぶりくらいかな。大学院生のとき、当時中学生だった長男の家庭教師をしていましたが、先日その長男が結婚して家を出ると、3人いた子供達は全て独立し、夫婦二人きりになるとのこと。というか、奥様が一人になってしまうということなんでしょうね。1時間くらいお邪魔したのですが、奥様が一方的にこの3年間の闘病生活を話し、子供達の話をして、ひとしきり話した後、号泣され、私は何もできぬまま帰ってきました。実家と近いこともあり、慎平や里緒を連れて遊びに行ったこともあるのですが、それは10年以上も昔の話で、彼らの記憶の中の慎平や里緒は幼稚園時のままだそうです。
その後、実家に寄りました。こちらも行く度に年老いている両親を見て、心が痛みます。介護はもうそこまで来ているように思います。
帰りは、254号線を下って帰ってきました。幹線道路は走りやすい反面、正直怖かったです。それにしても、違法駐車と無灯火で逆行してくる自転車は本気で頭に来ました。
明日から、またヘルメットを被ろうと思います。

●Bicycle
本日の走行距離 63.12km
今月の走行距離 336.78km
今年の走行距離 676.35km