ラクをしないと成果は出ない

日垣隆さんの「ラクをしないと成果は出ない」を読みました。日垣さんは「知的ストレッチ入門」を読んで読むようになったわけですが、いつも面白いですね。
この本は、仕事の鉄則100とあるように、仕事に係るノウハウを100個集めたもので、具体的なところが良かったです。たとえば1)インプットが1/3程度になったらアウトプットを始める、2)「かなわないな」と思ったら、決して自分と比べることをせず、素朴に尊敬する、3)次の仕事に使えそうなものは、メモして残しておく、4)本は1/4ほど読んでつまらなければ見切りをつける、5)メールの未処理は「なし」の状態にして帰宅する、6)誰かに勧められたものは、無理してでも即日取り入れる、7)100が出せないなら、妥協して70のものを、納期までにきちんと出す、8)何か嫌なこと、断りたいことがあるときは、くれぐれも2つ以上の理由をつけない、9)「何をやらないか」を明確にする、10)「忘れない」のではなく、「忘れてもできる」仕組みをつくる、11)仕事ならアウトプットに必要なインプットをこころがける、12)目標は必ず数値化する、13)ゴールを見極めることは自分のキャパシティを見極めること、14)重要なものはコピーし別途管理しておく、15)贈り物は「あなたのことを考えています」という気持ちの表明
などなど、非常にためになりました。

ラクをしないと成果は出ない

[DATA]
今月の読書　15冊