りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

銀河鉄道の夜

朝、目を覚ましたら背中が痛い。完全に・・・というほどでも無いが、戻ってしまった。痛いものは痛い。10分くらい会社へ行こうか行くまいか悩んだ末、ここで休むとこの先ずっと休んでしまいそうな気がして、多少無理して会社に行きました。結果オーライです。会社に着く頃には背中の痛みは気にならない程度になり、昨日よりむしろ快調。仕事をするときも問題なかったので、休まなくて良かったです。

今年最初の読書は、宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」でした。慎平君の読書感想文課題図書です。どうも、子供の読書感想文は気になってしまって、まず自分で読んで、自分ならどう書くかなって一度書いてみるのが習慣なので、今回も1200字ほど書いてみましたが、実は一読して宮沢賢治が何を言いたいのか消化できず、結局3度も読んでしまいました。「銀河鉄道の夜」っていうタイトルだから、銀河鉄道999を連想して、かつメルヘンチックな冒険物語を期待していたのですが、そういうものではなかったですね。文章は平易なのに、奥深い。いくつかのシーンがあるわけだけど、何でそのシーンが必要なのか本当に考え込んでしまいました。それと、「ほんとうの幸」「いちばんの幸」という言葉が頻繁に出てきたり、「他人がほんとうの幸せになるためなら、自分はどうなってもかまわない」みたいなところがあって、何か宗教じみた臭いも感じてしまいました。故にたかが、1200字書くのに1時間近くも要してしまいました。というより、3回も読んでしまったことが何ともいえないです。果たして慎平君はどんな感想文を仕上げることやら。
ついでに、同書におさめられた「よだかの星」。確か中学生の時の教科書に出ていました。30年以上ぶりに読んで、何だかとても懐かしかったです。あと、「オッペルと象」はやはり中学生の時、塾の夏季講習の試験問題に引用されていました。宮沢賢治は本当に懐かしいです。

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

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今月の読書 1冊