天地人

今日は終日大阪でした。午前中、講演が1本。午後一で打ち合わせ、夕方はまた講演を1本。1日で2つの講演をやったのははじめてですし、全く違うテーマで話したのもはじめてです。疲れた・・・昨日の講演は8名という寂しいものでしたが、ほぼ同じテーマで、今日の講演は100人超。夕方の講演は社長会という特殊性もありましたが、30人くらい。折角講演をやるのだから、100人くらいいてくれた方がやり甲斐もあります。贅沢ですね。
しかし、夜懇親会に招待され、生のジャズバンドを聴くことができました。これがすごく良かった。大阪も宝塚という街は全然違うところなんですね。済んでいる人も暮らしも・・・そして、ジャズはいいですね。おいしい食事とお酒を頂きながら聴く音楽としては最高です。本当によかった。
帰りはグリーン車にて東京へ。疲れた体にはグリーン車が癒されて良いです。さすがに不景気なのか、グリーン車に乗っている人は少なくて、ゆったりした気分で、天地人の中巻を読みました。この中巻は御館の乱以降、豊臣の天下を脇目で見ながら、越後に着々と地盤を築き、豊臣と手を結んでいくところですね。石田三成が有能な家来を演じています。小説の筋とは関係ありませんが、小説の中で明治13年の記録として、全国で一番人口が多かったのが新潟県という記述がありました。上杉謙信の強さを支えた一つに経済力があった訳ですが、確かにこの時期日本海側の方が京への海運も拓けていて、かつ金山、銀山を抱えるなど経済的に豊かだったのかも知れません。歴史を知ると、思わぬ発見があるものです。

天地人〈中〉地の巻

今月の読書　3冊
1月からの読書　39冊