今日は親父さんの見舞いに行ってから、少し買い物をして帰宅。本来は里緒ちゃんの買い物に付き合わされるはずが、何となく「バケモノの子」を見始めて終わってしまいました。この映画、細田守監督の大ヒット作品。声優というか声を担当した俳優・女優が超一流と話題の尽きない作品でしたが、思った以上に考えさせられる良い映画でした。
人間なら誰もが持っている心の闇。頑張って自分の力でその闇、心の穴を塞ごうとする人もいるけど、やっぱり一人ではできない。心の闇を塞ぐにはどうしても誰かの助けが必要なのか。嫉妬する心、怒り、コントロールできない負の感情を誰かがきちんと抑えてくれる。その誰かとは喜びだったり、向上心だったりそういうものを共有できる人・・・なんでしょう。心の穴をふさぐのは、優しさだけじゃないんだっていうのが、何だかとっても良かったな。優しいだけでは、強くはなれないし、強くなるには強い相手が傍にいないといけない。そんなことを感じてしまいました。映画を見終わって、考えれば考えるほど、深いなと感じるようになりました。
