りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

検査

2日の晩から発生した背中の痛みが治まらないので、本日病院へ行ってきました。最初はかかりつけの近所の医院に行き、相談したところ、CTスキャンMRIのある病院がいいということで、紹介状をもらいました。で、驚いたのですが、紹介状がある&急患の場合は、通常何日も待たされる検査が一日でできてしまうようです。本日の検査内容は、1)採血、2)検尿、3)腹部エコー、4)心電図、5)胸部、腹部レントゲン、6)CTスキャン、7)胃カメラです。通常6)及び7)は予約をとってからのはずなのに、急患ということで即日実施してくれました。結果は異常なし。大腸に異常所見があるために来週再検査となりましたが、これは念のための意味合いが強いとのこと。当初、「急性膵臓炎か最悪膵臓ガン」と言われていただけに、結果が出たときは本当にほっとしました。昨年、いとこと先輩を亡くしましたが、二人とも膵臓ガン。膵臓ガンでこんなに自覚症状がでたら、もう本当にやばいなとずっと思っていました。検査は概ね8時間かかりましたが、その間中ずっと悪い結果を考えていて、持参した本は1ページも読めず、検査前に渡された「ガンで死なないために」という冊子を穴の空くほど熟読しました。思い出したのは、一昨年、役所広司さんが主演した「象の背中」。彼と同様に別れを告げたい人がいないわけではなかったですが、むしろ残された家族の事とか考えると、昨年解約した生命保険の事をすごく後悔しました。やはり保険は見直そうと思います。そして、自然と出てきた言葉が「無念だ!」という言葉。白い巨塔財前五郎が死に直面して出てきた言葉であることを思い出すのに10分くらい掛かりました。そう、現実感が無かった分、恐怖よりも人生でやり残したことに対する無念さだけがひしひしと感じられました。そう、こんなところで人生に幕は閉じられないと本当にそう思いました。
でも、職業病ですかね。もしもの時を考えて、検査の待ち時間の間に「解約リスト」や「今後必要になるものリスト」などTODOリストを作って抜け漏れチェックしていました。そうしないと、気が紛れなかったかもしれませんが、そうすると、恐怖よりも時間が足りないことばかりが気になりました。まあ、あまり本気で深刻な病気だと思っていなかったからだとは思っていなかったからですが・・・
結局背中の痛みの原因は不明です。最終的に整形外科なのかもしれません。でも、いずれにせよ、ガンでなくて本当に良かった。