午前中の打ち合わせは紛糾したものの・・・紛糾の原因は本音と建て前。その辺をうやむやにしているから誰かが悪者になる訳ですが、それは当事者に解決してもらうとして、午後は移動に当てられました。下関→高松。午前中の打ち合わせが1時まで伸びた関係で、少し時間のずれた昼食。下関の唐戸市場まで足を伸ばし、ちょっと贅沢に昼食。下関から小倉に移動して、松本清張記念館と小倉城に寄ってきました。
今年は松本清張生誕100年。松本清張さんは1909年生まれなんですね。学生時代に少し夢中になって読んだ時期があります。「点と線」とか「砂の器」ですね。2〜3年前、米倉涼子さんのテレビドラマで「黒革の手帳」「わるいやつら」をやっていたときも少し読みましたが、そんな推理小説家としての清張さんもいいですが、古代史や現代史に深く切り込む清張さんの別の一面も好きです。特に「昭和史発掘」が個人的には好きだったりします。昨年、森史朗さんの「松本清張への召集令状」を読んで、ちょっと屈折した前半生を知って、彼の強さの源に触れた気がしました。
- 作者: 森史朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/03/17
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小倉城は清張記念館の隣にあります。私にとっての小倉城は、司馬遼太郎さんの「世に棲む日日」で最後に高杉晋作が落とした小倉城なんですが、あまりそういう感じではありませんでした。ただ、舟島(巌流島)に近いということもあって、宮本武蔵に関連した展示があって、巌流島で佐々木小次郎と闘ったときの木刀(本物)というのが展示されていました。何でも、霊厳洞に掛けられたものを寄贈されたとのこと。何故に小倉城に寄贈されたのかは判りませんが、とにかく本物が見られました。小次郎に対抗するために、極めて長い木刀だったという記憶があり、NHKの大河ドラマ「宮本武蔵」では確か舟の櫂を削って木刀に仕立てていたと思いましたが、それほどでもありませんでした。ただ、木刀というより木の棒ですね。そんなに刀という形ではありませんでした。
小倉駅からの徒歩移動を含めて2時間ほど寄り道して高松へ。高松へは19時過ぎの到着となりました。
今日は里緒ちゃんに頼まれていた「ご当地キティちゃんシャープペンシル」をたくさん買いました。博多(明太子)、山口(ふぐ)、北九州(バナナ)、岡山(桃太郎)、高松(うどん職人)です。これはこれで、結構楽しいです。
高松の宿は川六。こちらのホテルも結構お気に入りのホテルです。今日は疲れた。