コンセプトとしては面白い。ネットに様々な情報を晒される何とも言えない不快感と恐怖。それを食い物にする人。そして匿名でそれを面白がり、誹謗中傷する無責任な人たち。晒された人間が彼らに報復したいと思う気持ち。誰かの生活や事件の裏側を覗き見するのは、それも安全な場所から覗き見するのは、人の好奇心を駆り立てるのはネット社会が証明している。良くないことだと思っていても、ちょっと楽しい。そして無責任に発言することも、不満の吐口としてちょうどいい。でも、晒された側は…ただ、ここに出てくる話に正直興味を持てなかった。ああ、確かにこれは面白いと思って投げ銭する気持ちになれなかった。世の中にはこう報道されている。ただ、実は…という構図はできているけど、実はの中身がそんなに興味が持てる内容ではなかった。NHKの未解決事件シリーズの方が事件の裏側に迫っていて面白いと感じてしまう。そこが少し残念でした。
監督:豊島圭介
脚本:杉原憲明
