りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

舟を編む #最終回

舟を編むの最終回。時はコロナ非常事態宣言の真っただ中で大渡海が船出した。松本先生の入院中の手紙、そして辞書編集部員に向けた言葉は珠玉の言葉で一杯でした。こうした言葉を生み出す脚本家蛭田直美さんを改めて評価したい。ピリピリと痛い。電流を流すような痛み。冷たい水に長い間手を浸けていた時のような痛み。ゴム手袋を何枚も重ねて嵌めた時のような感覚。いずれも経験していないけど、確かに言葉から感覚が想像できる。松本先生が言うように、言葉は死者と生きている人、あるいはこれから生まれ来る人との間ですら思いをつないでくれる媒体となり得る。言葉はそうした繋がりを、伝えたい思いを繋ぐために生まれた。まさに言葉を潤沢に正しく使って、今の気持ちを誰かに伝える。確かに言葉は直接会うことを超えることはできないかも知れない。ただ、想像がそれを補ってくれる、想像を喚起する言葉はそれほど素晴らしい。コロナはいつもとは違う形で別れを生み、人との繋がりを感じさせる時間でもあった。新しい生活は新しい言葉も生み出した。最終回は感動的な言葉で埋め尽くされていました。さすがです。
これで、おしゃれなみどりさん=池田エライザさんにしばらく会えないのも残念。