「舟を編む」の第8話。究極の紙が完成した。軽くて裏写りがしなくて、ぬめり感のある紙。みどりさんの作りたい気持ちが、宮本さんを動かして、宮本さんの熱意がエンジニアを動かして紙が完成した。まさに辞書の神が彼らを後押ししてくれた。究極の紙を作りたい、用事が無くても手に取ってもらえる辞書を目指して、そいう思いが神様に通じた。言葉が生まれた背景には伝えたい思いがある。思いを伝えるために言葉が生まれた。だから、たくさんの言葉を知る必要があるし、言葉は正しく使う必要もある。そのためにも言葉にたくさん触れる入口になれる辞書が必要。必要だから辞書を引くのではなく、言葉に触れて、言葉を正しく知りたいという気持ちから辞書を手に取る。玄武書房の人たちはそんな辞書を目指している。几帳面で真面目なみどりさんはそういう思いを素直に吸収して、辞書を作る人になった。面白い。そして何だかとても優しい気持ちになれる。今日も良かった。
