三陸沖の空き家に越してきた東京のIT企業に勤務する釣り好きの若者。借りた家の大家さんは震災未亡人。彼女を好きな地元の若者は多いが、ことごとく惨敗。彼女の心の中にはいつまでも失った家族がいる・・・釣り好きの若者はリモートワークを駆使して三陸住まいを満喫。釣り三昧の日々と地元の人たちとの交流を少しずつ深めていく。そして、最も距離を縮めているのが隣のおばあさんと大家である彼女。そんなに田舎の町に都会から来た人間がすんなり馴染めるのか?というのはあるけれど、釣りが好きなことや人懐っこさがプラスに働いたのだろう。その人懐っこさが彼女の気持ちにもくさびを打ち込んだ。割と見えているストーリーだけど、クドカンさんならではの脚本で、笑いあり、涙ありの作品になっていたような気がします。
監督:岸善幸
脚本:宮藤官九郎
