中島健人さんとMileitさんの「知らないカノジョ」を見てきました。学生時代に作家と歌手を目指していた二人。会った時から魅かれあった二人だけど、リクは人気小説家になり、ミナミは夢をあきらめて彼を支えた。それが、喧嘩した夜を境にパラレルワールドを乗り越えて、出会わなかった二人となり、リクは編集者に、ミナミは人気シンガーになっていた。新しい世界で、どれだけ自分が身勝手だったかを思い知るリク。そして、ついに元の世界に戻れる方法に気が付いたが、それは、こちらの世界でのミナミの成功を失くしてしまうことになる・・・そんな自分勝手さに気づいたリクは、あれほどあこがれた元の世界に戻ることをあきらめる。でも、ミナミを想う気持ちが、もっと素敵な世界に連れて行ってくれた・・・というと、ちょっと陳腐な話のようだけど、どんな状況であっても、二人は出会う運命があるし、お互いに魅かれるものがあるのも事実。ただ、その時の心がけと姿勢によって、描かれる未来が違うというのはそうなんだろうと思う。出会う必然と魅かれあうシナリオは同じでも、結果が違う。それは現実世界でもそうなんではないかと・・・そんな風に感じられました。キャストは何となくこの物語にフィットするキャスティングだし、みなそれぞれに良い味を出していたように思います。とても楽しい作品でした。
監督:三木孝浩
