りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

海のはじまり #11

何とも辛い回になってしまいました。海ちゃんが言っているのは水季は死んでしまったけど、水季がいたこと、水季と暮らした日々は無くならないということ。まあ、そうなのだけど、そこに夏くんがいなかったのは水季が知らせてくれなかったから。知らなかったからその空間にはいないし、新しい生活に向けて、いつまでも過去にしがみついていてもいけないというのも事実。そこを責められてしまうと何とも辛いな。

ただ、結論から言うと無理をしないということなんじゃないかと思う。無理にすべてを切り替えるのではなく、新しいものは新しいものとして受け入れて、でも、大切なものは大切にして、無理にすべてを変える必要はないということなんじゃないかと思えてきました。新しいものに馴染んでいくと、自然と昔の記憶は薄れてしまうのかもしれないけど、でも無理に壊す必要はなくて、会いたかったら会えばいいし、行きたかったら行けばいい。デジタルに切り替えるのではなく、アナログに時間をかけて自然体で変化を受け入れていく。最終回に向けてそんな風に進むような気がしました。